それでは、ひとっ風呂
ほどよく酔って満足した帰り道。
ホテルまでの道は軽やかだった。
7時前にホテルに戻った。
部屋に上がる。窓の夜景は、少し
寂しかった。
すぐに風呂に行くと言い残し部屋を
出た。風呂は、フロントの奥に
なっている。中に入るとこじんまり
としたものだった。
あまり匂いはしないが、温泉だろう。
露天はないが、窓の外に少し星空が
見えた。いつもの通り長居はしない。
30分とかからず、部屋に戻る。
交代でワイフが風呂に向かった。
車を運転したり、金比羅さんの階段を
上ったりでさすがに疲れた。
うとうとしていると、ワイフが帰って
きた。1時間ほど経過していた。
なんか様子がおかしい。ワイフも
言いにくそうだ。でも、外見は大丈夫
そうなので、それじゃと言って寝て
しまった。
すごい事件があったことなど知らずに。