荷物を持ってころころ下る。
温泉街は意外に近かった。
川を真ん中にして
あの風景が広がっていた。
入り口の所にある小さな商店。
カレーパンで有名な店らしい
あの店のカレーパンを食べるんだと
ワイフが嬉しそうだった。
反対側には、人気の豆腐屋がある。
ユーチューブで何度も
予習をしているので詳しい。
左右に広がる旅館は
まさしく大正建築の趣。
目指す旅館が見つからない。
川の左側の細い道を歩いていくと
反対側の広い道の所に
かわいらしくあった。
玄関をあけて、
荷物をおかせてもらう。
時間も12時過ぎたので、
昼食にしようと言った。
蕎麦屋があるはずだと
ワイフが言うので、
後をついて行く。
温泉街の川が曲がるあたりに
川の反対側に蕎麦屋があった。
橋を渡って中に入る。
広いし,綺麗な店内。
ざるそばと天ぷらを注文。
窓際の席に座った。
待ちながら外を眺めていると
川の向こうに若い女子4人が
大正風の着物姿で歩いている。
こちらの店をバックに
写真を撮っている。
2番目の子がいいと私が言うと、
ワイフは必ずいい子を見つけるね
とあきれていた。
出てきた蕎麦は、手打ちであったが
風味がなかった。
天ぷらは揚げたてでおいしかった。
