怒られ~た、怒られ~た
駐車場に戻るためにまた、帰り始めた。
すると、マイクロフォンから大きな声
警備員のような服装の人が怒鳴っている。
「そこの人、いたずら書きはしないで」
「ちょっと,そこで待っていなさい。」
振り返ると頂上付近から,足跡でなにか
文字を書こうとしていた。声が届いた
のか、必死に横に逃げている。警備員
さんは、どんどんと登っている。
これが、いたずら書き禁止ということね。
その後の展開は見ていない。きっと捕まって
こってりお説教を食らったのだろう。
曰く『すなおに謝ります』『すなせん』
なんて言ったら余計怒られたりして。
勝手に想像して、ニヤニヤしていたら
ワイフに不審な顔をされた。
駐車場に戻って、そのドライブインに入る。
無料で置かせてもらったので、なんか買わ
ないとね、と買物を正当化すためにオーバー
つぶやく。
そして、また小物売り場をうろつく。
マグネットがあった。それは、砂丘のすなを
が印刷されている。ついでに稲葉の白ウサギ
のつぶらな目に魅せられてしまった。
買っちゃおうかな~とワイフをチラ見する
どうせ買うんでしょと言う目をしている。
そうさ、買物のうしろめたさをかき消す
ように強い目で見返してしまった。