まさかまさかの事態が
結局歩いてホテルに着いた。待ち合わせ
時間までロビーで座る。疲れたのか無口の
ワイフ。
同じロビーで、二人の女子が旅行会社の人
と打ち合わせの声が漏れて聞こえた。
カンタスが遅れているような内容だった。
まさか。もしかして同じ便。
やっとやってきたのは、若い添乗員らしき
人。そして、我々に向かって「日本旅行の方
ですか。」と尋ねた。我々は近ツリなので
違いますと答えた。するとその若い添乗員は
しばらく考えた、「すいません、勘違いして
いました。近ツリの迎えでした。」
次のピックアップの人と勘違いしたらしい。
車でそのもう一組の迎えにいく。シェラトトン
で乗ってきたのは、同世代の夫婦だった。
空港に向かう途中で、添乗員に「なんか
カンタス遅れているみたいですよ。」と告げた
慌ててインターネットで調べている。そして
欠航になるかもしれないと言い出した。
おいおい、最低限本日の飛行機の運航状況く
らい調べてこいよ。
案の定、カンタスの受付はガラガラだった。
必死になって窓口に尋ねている添乗員。
英語もあんまりうまくない。新人かコイツ。
交渉の結果、明日の11時なら乗れる便が
あるらしい。でもそれだと日本に着くのが
夜の11時。それじゃもう家にかえれない。
一緒の人は、札幌なので、乗り継ぎもない
結局、明日同じ時刻の便で帰れることに
なった。そして、今夜は、カンタスの
手配のノボホテルに泊まれることに。
タクシーチケットサービスと一人70ドル
の食事代が出ることになった。
ラッキー。ホテルは、ネットで調べると
一人一泊2万5千円となっている。そこそこ
いいホテルに違いない。
明日一日遊べるし、欠航が結構な結果に
なった。！？
