海外・国内旅行 こんな所行ってきました

海外・国内旅行に関するいろいろな面白話を載せてます。

ローマ・マルタ島 4日目

今日はマルタ島観光だ

午前3時 目が覚めて、外を見ると明るい月が

これまで1日も雨が降っていない。やれやれ

そこから2度寝。5時起きるとなんと大雨

ついに伝説やぶれるか、みんなになんと言い訳

をしようか考えながら3度寝する。

そして、朝食の6時半になった。なんと

晴れているではないか。少し風が強いがいい

天気である。どうだ。

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午前中は、タルシーン神殿や青の洞門(海に

突き出ている)で遊覧ボートで観光予定であ

たが、風が強く断念。冬はまず乗れないらしい。

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午後は、要塞都市 ヴァレッタ観光 騎士団

の栄華しのばれる宮殿。騎士団の兜が映画の

ようだった。

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夕食で、この旅最大の事件が

ホテルに帰り、2時間ほど一休みして夕食に中華

レストランまで歩いていくことになった。集合

時間になり、みんなロビーに集まっている。

そのなかで、添乗員のTさんに盛んに文句を言

っている人がいる。ツアーのなかで一番うるさい

Kさんだ。国際電話がかけられないと騒いでいる

らしい。そんなやり取りをしていると出発の時間

になった。添乗員のTさんが私に「全員いますか」

とたずねたので、人数を確認しててOKを出した。

みんなで、ゾロゾロ出発である。15分ほど歩いた。

テーブルについて飲みものを注文を終えた。

すると一つ椅子があまっている。すると「Mさんは、

どこ」という人がいる。そう一人で参加している

Mさんがいないのだ。私はその声が終わるかどうか

のタイミングで店を飛び出す。走った。走った。

途中一度道を間違えてホテルには、5分くらいで

ついたと思う。フロントに片言の英語で聞くが、

よく理解してもらえない。Mさんの部屋の前まで

いってノックするも応答がない。もしかして、

独りでレストランに向かったのかも、あわてて

来た道を帰る。道に面している店に飛び込み

英語でなんて言うんだと考え、探す=ルッキング

フォーだから、「アイム、ルッキングフォー、レィディ」

と叫びながら、一軒一軒聞いて回るが、だれも首を

振る。絶望的な気持ちでレストランに帰ると

そこにMさんが申し訳なさそうにひよこんと座って

いた。あがー、、、よかった。汗がどっと吹き出し、

足が震えた。なんでも、部屋で寝てしまい、起きて

ロビーに行ったら誰もいないので、レストラン名を

覚えていたから、道を尋ねながら来たそうである。

私と会わなかったのは、ホテルに戻ル途中で、

一度道を間違えた時にすれ違ったらしい。

コントのようなタイミングである。

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ともあれ無事に再会できた。後で、添乗員の

Tさんと二人きりになった時に、英語で商店

に尋ねながら探したことを話をした。

よく英語が話せたねーと笑いながら、でも一つ

だけ違うところがある。そしてそれは、かなり

大事なことだとして言われた。何でも基本的には

「アイム、ルッキングフォー、レディ」でいいの

だが一つだけ「レディ」の前に「オールド」を

付けなければだめよととウインクしながらと言われた。

そうMさんは御年68歳なのだ。

そして、一人でレストランに来てしまうような、

行動力のあるオールドレディなのである。

また最後にハプニングのおまけが

やっと料理を食べだすとまたあのKさんから、

あなたは人数も数えられないのかと皮肉をいわれた。

「英語は、得意なんですけど、算数が苦手で」

と仕方なくジョークで返す。まぁそうなんだけどね。

しかし、逆にその話題で盛り上がり、食事も

おいしく満足して帰ることになった。

そして、帰り道の半分くらい来た時に、自分の

カメラがないことに気が付いた。あわてて先ほどの

レストランに戻る。丁度、かたずけが終わった

ところだった。そして「マイ カメラ。どこ」

と叫んでテーブルの下や椅子を探した。店の人は

きょとんしている。「なかったよ」と手を広げ

ているが、必死になって探す。結局、あったら

電話してねと片言の英語で伝えて、帰ることにな

った。あーあ、きっと盗られたたんだよな、日本

製のカメラだからね。でも追求するわけにもいか

ない。とぼとぼと帰りながら、よくよく考えると

カメラを持ってきたかどうかも怪しくなってきた。

もしかして持っていなかったかも。そしておそる

おそる自分の部屋のドアを開ける。有った。

ベットの上に忘れていた。ごめん、さっきのレスト

ランの人たち疑ってしまって。心の中で謝る。

またまた疲れがどっと。長い一日でした。