塩のホテルは、ベットまで塩だった。
空港から、4輪駆動車に2組づつ分か
れて乗った。真っ暗な道を進む。車の
ヘッドライト以外明かりはない。
30分位走ったところが今日と明日の
宿泊地である。なかなかしゃれた感じ
の内装である。ロビーも広い。部屋に
入ると、レンガを並べたような天井だ。
塩のかまくらだ。ベットもめくると
塩の塊であった。よく見ると溶けてい
るのか、鍾乳石のようなつららが垂れ
ている。もし落ちてきたら痛いだろう
なと余計なことを考えた。すぐに夕食
となる、バイキング形式。全く食べる
気がしない。でもみんなから同情の
目つきでみられるのがつらい。その
なかで、新婚さんのカップルのうち
奥さんが具合の悪い人がいた。熱が
あるそうだ。風邪だとみんなにうつ
してはいけないと、気をつかっていた。
明日は、ウユニ塩湖。お天気が気に
なる。