海外・国内旅行 こんな所行ってきました

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深秋の大正ロマン旅 ⑩ 旅館はどこぞ

頂上から駐車場から下りてくると

霧が晴れてきた。

きっと頂上に一部がいつも霧が

かかっているのだ。順調に下る。

やはりあまり車が走っていない。

時々後ろに車がつくと脇によけてやり過ごす。

ちょっと休憩をしたくなった。

車を止めて景色を撮るため降りた。

ちょうど、石の標識のようなものがあり、

蔵王温泉まで3キロメートルとなっている。

蔵王のリフトの出発点に来た。

すぐそばのはずだ。

前に見える橋が工事である。

これが、最初にカーナビが

注意してくれたものらしい。

回り道して旅館を目指す。

カーナビの通りきたが見つからない

またナビに翻弄されている。

すると「おおみや旅館駐車場」の

看板を発見。

とりあえず、車を止めてみる。

しかし旅館がわからない。

その近くを歩き、眺めると

下のほうにあるではないか。

まず、スーツケースを運んで、

それから近くに移せばいいか

ということになり、

ごろごろと運んで旅館に着いた。

よく見るとすぐ横に駐車場になっていた。

時刻は3時。チェックインして、

車を動かそうかとワイフに言うと

別にいいんじゃない。

明日、ゆっくりと運べばと言う。

そうすると坂道を登ることになる

当然俺がスーツケースを運ぶのだ。

ちょっと大変だなと思ったが、

こんなところで反論してもと思い

黙ってしまった。

旅館は坂になっている中腹の所にあった。

中に入ると、梁などが立派で、

そしてきれいな玄関であった。