遠くの山は、雲がついている。
晴れていれば富士山も見えるらしい。
ここで写真。
そして、頂上までは歩きで進む。
こちらも山道としては急な坂である。
ゆっくりと登る。
頂上は、赤と白のちょっと派手な
富士山神社があった。
ここで参拝。
そんなに景色は見られない。
草いきれのなかで慎重に下った。
ケーブルカーの駅に並ぶ。
ワイフがおもしろい看板を見つけた。
中国語で注意は小心と書いてある。
もちろん撮影をした。
帰りのゴンドラの中で
目の前にカップルがいた。
聞くともなしに聞いていると、
若い女性が湖に浮かぶ
蛍型ボートをしきりに、
テントウ虫と言っている。
『お嬢さん、あれは蛍だよ』
言いたがったが
我慢した
もっとも蛍と気づいたのは
ワイフだった。
言われなければ
私もテントウ虫と思っていたろう。
でもだいたい今の若い子が
テントウ虫など知らないだろう。
時々晴れて日差しが届いたり、
曇ったりで山の天気である