裏側から回ると
船をおりて、バスに乗り今度は
歩いて神殿に行くのだ。入り口
から小高い丘を回り込みながら
進んでいく。少し登って、そして
降りていく。しだいにラムセス君が
見えてきた。これがそうか。
近寄るとその大きさがすごい。これをダムで
沈んでしまうのを移したのか。あらためて
すごい作業をしたんだと思う。遺跡を一端
すべて、バラバラにしてそしてここに移築
したそうだ。でもその切り跡がわからない。
いい仕事してますねー。
切ったのに切れてなーい感じなのだ。
内部に入る。石像やレリーフも綺麗だ。
しばし見学の後に女王の神殿に向かう。
ラムセス2世が一番好きだった。ネフェルタリ
のために作った物だ。
おっさんは職務に忠実だった!?
少し小ぶりではあるが、これもりっぱである。
入り口で、門番のおっさんに声をかけられる。
ビデオ許可のチケットを見せると怖い顔して
オッケーサインを出してくれた。
さっきのラムセス2世の所では、何も言われ
なかったのにね。人によって全然ちがうのだ。
外にでると空とナセル湖の青が目にしみた。