改札がラフ
入場券には3つの墓に訪問できるように
なっている。それならば、3つ全部回れる
ように空いている所をねらった。近くの
ラムセス9世の墓にした。チケットを出すと
事務用の2穴パンチに適当に穴をあけて
入場となった。穴が3つ開いたら終わりという
訳である。このラフさがエジプトである。
受付に座って切符に穴を開けている男は愛想のいい
ヤツで、我々のツアーの女性をみると「キレイ」
「ジャパニーズ」「カワイイ」などといっている。
混んでいないと思ったが、中に入るとなかなか
進まない。気温が上がっているので暑苦しい。
あら見てたのね
壁画を時々撮影しながらすすむ。ワイフが
フラッシュをたいたら係りの男に注意された。
でも、すべての人に対して行っているようには
思えない。そのときの気分らしい。そして、
今度は私のウエアブルカメラをするどく見つけて
撮影券はあるかと詰め寄られる
待ってましたとばかり、特性のビニールケース
入れた撮影券を(このために手作りしたもの)
これ見よがしにを示す。するとへんな顔している。
あ違った、表裏にいれた入場券の方を見せていた。
裏返して撮影券を見せると「ふん」という態度で
行ってしまった。