初パンツだ
飛行機に乗り込む。3人席の通路側
窓にはおばちゃんが座っている。後ろの
席には、お局ペアがいた。ここで、この
ために買った羽毛のパンツの登場だ。
いままで、飛行機のなかでの悩みの一つ
に足が寒いことだった。ブランケットで
は物足りない。ならば、小さくなって
暖かい羽毛のパンツだと考えた。
思った通り、快適。これからはこれが
常備となるだろう。
私の姿をみて、お局ペアの一人が、
山、やっているですか。と言われた。ええ、
まぁと曖昧な答え。はい、50年やってます
なんていったら引いちゃうもんね。
途中トイレに行った帰り、後ろの席が一列
開いていた。ならば、とここで横になった。
なんと快適。1時間ほど眠ってしまった。
そして、今度は、席に戻り、いつもの
旅行記の続きを書き出した。もともと帰り
の飛行機の暇を潰すために始めた旅行記
思い出しながら、「ポメラ」に打っていく。
あっという間に6時間が過ぎた。