海外・国内旅行 こんな所行ってきました

海外・国内旅行に関するいろいろな面白話を載せてます。

神々と美食の旅 ⑯ 美味・珍味 居酒屋の夜

ノドクローだ

ホテルから駅方向に歩いて向かう。駅前

商店街の中を抜けると出雲駅があった。

そこで、パンフレットを見ているが

どちらかわからない。少しウロウロ

してようやく方向がわかった。

暗い中に光るノドクロの目が

くりくり輝いている。

ここが『のどくろ日本海』や

輝くノドクロ

中に入ると人がいっぱいいた。検温をして

しばらく待つとカウンター席に案内される。

まず、酎ハイで乾杯。焼き鳥セットを頼む。

なかなかこない。目の前では板さんが一生

懸命何かを造っている。ワイフは、牡蠣を

注文したらすごい大きい物がきた。

新鮮で、うまいと笑顔。そして、ここの

名物のノドクロ丼の注文だ。すると一人の

女子が入ってきた。すぐにノドクロ丼と

日本酒を頼んだ。やるな一人旅って感じ。

するとその女子の方に先にノドクロ丼が出

てきた。これをみたワイフがつぶやく。

「私の方が先に頼んだのに」小さな声で

あったが、聞こえたようだ。目の前の板さん

がしまったという顔をした。すぐに丼が

でてきた。ずいぶん大きなノドクロがのって

いる。これまた美味だったようでご機嫌。

おっきな牡蠣

さっきの彼女は、丼と酒を一本飲んで

さっと帰って行った。一人旅の寂しさなど

なく、かっこよかった。

ノドクロ茶漬け

私は、ノドクロ茶漬けを注文。たしかに

うまい。ワイフはご機嫌なのか珍しく

女将さんに向かって、いい声ですね。

と褒めた。あんまり人には絡まない

ワイフとしては珍しいことだ。

女将さんも自慢の喉なのだろう。

すごく喜んでいた。出てきたものは

みんな新鮮でうまかった。そして値段も

想定内であった。会計をしようと立ち

上がると板さんが「すみませんでした」

と言われた。GOTO券を使って会計

を済ます。満面の笑みをたたえた女将さん

の「ありがとうございました。」に送られ

満足してホテルに帰った。