交通手段は順調に
今回もバスで駅に向かう。住宅地なので、
朝から音迷惑となってはいけないので、
いつものようにスーツケースは、私が
持つことに。自分のもあるので、両手に
下げて、歩く。最初の大仕事である。
バスは、ほぼ時間通り到着。乗り込むと
意外に混んでいる。駅までも順調。
余裕をもってるので、予約の特急まで
かなり時間があるが、降りてホームで待つ。
急行を2本ほどやり過ごした後にやってきた。
乗り込むと同時に慎重に席をさがす。
過去2回間違えているからだ。
どうも席の表示がわかりにくい。カイゼンの
余地があると思う。でも席はガラガラ状態。
途中の一回だけ止まる駅に着いたら、大勢の
人が乗ってきた。予定通り池袋着。ＪＲ山手
線の外周りで浜松町を目指す。電車は、あま
り混んでいなかった。一つ空いた席にワイフ
を座らせ、私はスーツケース2つとともに、
反対側の車両端の席のない場所に陣取った。
浜松町で、モノレールに乗り換えだ。駅では
モノレールに乗り込みための列ができていた
ので、とりあえず最後尾に並ぶ。
すぐにモノレールが着いた。乗り込むとまた
も1人分の席が空いている。当然ワイフに勧め
私は、立っていることに、走り出して何気に
反対側の席をみると3列席の真ん中が空いて
いる。座れるけど、真ん中はいやだな。
そう思った瞬間。男から声がかかる。
「座りますか。」精一杯マスクの下で、愛想
笑いをしてから、「いえ、結構です。」
やさしく答えた。その後、しばらく考えた。
俺が年寄りに見えたのか。それともよほど
恨めしい顔をしていたのか。
どうでもいいことを頭の中で繰り返し考えて
いた。
