五十鈴駅は高架駅
バスは定刻通り9時10分に出発した。
結局乗っているのは、あと2組だけ
だった。みんな車で、観光地めぐり
するのだろう。駅までは、5分くらい
だった。ローカルに珍しく高架駅
だった。すぐに電車がやってくる。
乗車するとのっているのは学生が多く
観光客もまばらにいる。山の中を進む
鳥羽駅までは、2駅であった。
鳥羽駅は思ったよりこじんまりしていた。
降りる時にこの切符でのれるか駅員さん
に確認をした。まずは、スーツケースを
コインロッカーに入れなければ、休憩
スペースに大きなコインロッカーがある。
入れようとすると100円玉オンリー。
切符がない
ワイフがコンビニでストッキングを買って
100円をもらおうと行ったがものがない。
互いにポケットを探るとなんとか都合が
ついたので、荷物をいれる。閉める前に
なんとなく、気になって切符を確認した。
すると、ない。さっき改札で見せたのだ
からあるはずなのに、慌てて、いろんな
場所を探す。おかしいな。ちょっとやばい
ワイフは駅員に切符が落ちていないか聞
いてくれたが、ない。どうしよう。
ワイフは、自分の切符を財布から出した。
見ると2枚あるではない。そうだ。さっき
ロッカーを開けるときに何気なく預けた
のかもしれない。
ほっと安堵。これは御利益とはちがうな。