体裁だけの探知機
空港をでるとまだ朝の8時前というの
に暑い空気に満ちていた。こりゃ夏だ
バスに乗り込み10分で最初の見学地
カルナック神殿に着いた。
チケットを受け取り入る所に、X線の
検知器がある。荷物をベルトコンベアー
にのせ、人は別のゲートをくぐる。
でも、係員は見てもいない。ときどき
ブザーが鳴るのだが、全く関心を示さない
無駄話をしていて、全く体裁だけなのだ。
スフィンクスがお出迎え
第一塔門を過ぎると、スフィンクス参道が現れる
神社の狛犬だな。でもこちらは牡羊の顔をした物
出たがりのラメセス2世の巨像は、足の間に
ヘント・アナト王妃を挟んでいる。へんなの。
大列柱室だ
巨大なラメちゃんを横目に第二塔門をくぐると
そこには、134本の巨大な柱が連立している。
元は屋根があったらしいが、今は青天井。
上の方には、まだ色がついているところがある。
大混雑しかも暑い
そう映画「ナイル殺人事件」にも登場している
柱群の風景。
今日は、日差しが殺人事件である。