最後は、失敗転じて福となす
最後のオーロラハントで、睡眠時間
2時間程度で、レイキャビック空港に
むかう。
事前に添乗員のSさんに相談していた
スーツケースの重さのことだ。
30キロを超えると追加料金がかかる
どうも超えていそうである。
そうしたら、Sさんは軽そうにして
いるといいよ。と教えてくれた。
スーツケースを預ける列は並んで
いた。やっと番が来た。
係りの小太りのおねーさんが私に
どこに行くのかと英語で聞く。
「ジャパン、ナリタ」大きな声で
はっきりとにこやかに言う。
係り「???」
あれ、あそうだ。トランジット
だった。
あわてて「コペンハーゲン」と
言い直す。
係り「ふん」という感じで
私の顔を見た。
横目で重量計をみると32キロだ
でも、会話したおかげで係りは
見ていない。 セーフである。
最後はラッキーであった。