格安の旅でシンガポール
新婚旅行の翌年、海外旅行は
シンガポールと決まった。
3泊4日の行程である。
その頃、海外旅行で格安のものは
「エイビーロード」という雑誌が
あって、そこから見つけた。今の
ようにインターネットなんてない
時代である。
当然、大手の旅行会社ではなく、
よく名前の知らないものだった。
電話と手紙でやり取りして手続き
を済ませた。
旅行会社の窓口がない!
成田で、チケットの受け取りをする
ということで、その決められたブース
に行くが、見つからない。他の会社
のブースで聞いてもわかならいという。
うろうろしていると、一番端のブース
にいろんな旅行会社の名前が貼って
あるものを見つける。そこにかろうじて
その中にあった。もらった書類を見せる
とチケットをくれた。一人の人がいろ
いろな会社の手続きをしているようだ。
やっぱり格安だ。でも見つかってよか
った。
期待のスチューワーデスは・・・
機内に乗り込む、当然一番後ろの方で
ある。そして、映画も見えない場所と
なっている。
シンガポール航空の評判は、スチュワー
デスの(その頃はキャビンアテンダント
などといわない)タイトの民族衣装であ
るが、期待通りのスタイル抜群である。
どうしても機内サービスの時に
目が行ってしまう。ワイフに
「よかったね」と半分冷やかさ
れても、横目で追っている自分
がいる。
今までいろんな航空会社を利用
したが、民族衣装としては、一番
よかったな。