海外・国内旅行 こんな所行ってきました

海外・国内旅行に関するいろいろな面白話を載せてます。

エジプト 悠久の船旅 ⑰ ああカルトューシュ

流れが自然に

バスに乗ると当然のようににカルトューシュ店

に向かう。古代文字が刻まれた首飾りである。

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材料は金が多いから当然高いだろう。もちろん

買わなければ降りなくていいって言われるけど

ふつうは降りるよな。これを目的に来た人もいる。

街角の小さな店の前にバスが止まる。

店の入り口を入ると色々な金細工が並んである。

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狭いと思ったが意外に広い店内(1階)

その二階がカルトューシュの売場となっている。

早速、厳つい感じの男が笑顔を浮かべて、名前の

ローマ字を書けと言ってくる。断ってもしつこい。

トルコのときと一緒だ。小さなカルトューシュで

3万円。ガイドのKさんはしっかりと名前入りを

していた。ペンダントヘッドが2万円。ワイフは

スカラベに興味がありそうだ。一番小さいもので

1万5千円。試しに1万円にならないか。というと

1万4千円を提示された。その場所をそっと離れる

ここは、完全に買う気で来ている人と興味の無い人

に分かれた。名古屋のかしまし姉妹はあれこれ交渉

している。若造2人は早くも交渉がまとまった。

うれしそうな厳ついセールスマンが会計に現物と

カードを持って行く。何気なくみるとゴールド

カードである。あの年からするとIT成金か。

きっと旅行の目的の一つだったのか満足げである。

あと何人かの交渉が成立していく。

交渉は大詰めか

すると別の交渉を終えて先ほどワイフを攻めた男が

やってきて1万3千円を示してきた。あくまでも

1万円を譲らない、すると女マネエジャーの所に話

に行った。身振り手振りで交渉している。いかにも

やり手ババァが面白くなさそうにうなづいた。

1万2千5百円で、どうだばかりに男が提示する。

そんなの負け時と1万円を繰り返す。小声でワイフ

に「ほんとうにほしくないの」と確認すると興味な

さそうなので、交渉不成立。終了チーンである。

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奥にいるのがやり手ババァ!?(失礼)

この店で40分ほどかかった。「今日はガイドさん

いいバイトになったね。」とつぶやくと、そんなこ

と言わないのとワイフにたしなめられた。