添乗員のプロ根性を見た
飛行機は13時間長い時間ずーと
眠っていたのが、添乗員のTさん
何でも前の日は徹夜していて
飛行機で眠ると時差が感じない
その上、当時としては珍しい
ダウンコートを愛用していた。
さすが、プロと思った。
事件は、前のグループでおきていた
空港では、JTBのローマ支局長が
きていた。何でも前のグループで
(会社全体の旅行で4班に分かれて
いた。わが班は、第3班)
ボーイにふんした泥棒が部屋の非常
ベル点検と称して、お客を部屋の外
に出してその隙にパスポートを含む
全財産を取ってしまったという話を
した。おー怖
今度は自分自身の事件だ
飛行機のなかで、「出されたものは
全部食べる主義」を貫いた結果。
よるお腹が痛くなった。トイレに何度も
駆け込む。ああ、大丈夫だろうか
心配と時差ボケで全然眠れなかった。
今日はローマ観光だ。
衝撃の事実 遺跡はこんな扱いだった。
ローマは、街路樹がない。いたるところ
石の建物である。そして、地面を掘ると
遺跡が出てきてしまう。そのため昔は
遺跡を壊してあるいは利用して家を建て
ていたという。
「最後の審判」は最初に見た
今日は法王の謁見の日とのことで、
午後は混むので午前中一番先にバチカン
美術館に行く。空いてるうちにと言って
入口には人が列をなしていた。我々
グループが並んでいるところに一人
イタリアのちょっと変わったおじさんが
間に入り込んだ。変だなと思ったら、
添乗員のTさんが「この人スリだから
気を付けて」大声でその男を指さしていう。
日本語知らないからいいけど。
団体に割り込む男はスリが多いとの
こと。おー怖 結局被害はなかった。
そんなこんなで、「最後の審判」の実物
を見る。本物は大きく圧倒される。
ここではもちろん撮影禁止である。
次は、コロッセオ。定番コースである。
イタリア人は、鼻が高く美人が多い。
そのなかで、浅黒く目の周りが黒い
女の人がいた。わたしは、「あの人
クレオパトラ」に似ているというと
添乗員のTさんに完全に無視される。
夢みさせてよ~