いよいよナスカへ
昨日から１時間程度目をつぶった
かどうかという感じだ。
集合時間は５時である。ワイフの
言う通りツアーの中で一番早く集
合場所に行ってしまった。すると
添乗員のＴさんが、明るくそして
明らかに寝ていない顔で挨拶をし
て、プラスチック容器にサンド
イッチとお菓子、パックのジュース
を渡してくれた。本当はバスの
中で食べるようにとのことであるが
すぐに食べてしまった。すこし
塩からい。
バスは、市街地を抜けると周り
は左側は砂山、右の奥は海がひろ
がっている。それにしてもバスの
速度が遅い。時速５０キロくらい
だろうか。３時間位走ったところ
で小さな街を通過するころには、
右手にすぐ海が迫っていた。
そして着いた飛行場は、一様
国際空港らしいが、小さいそして
できたばかりなのかきれいだが、
人が全くいない。ここでツアーは
新婚さん中心グループとその他で
２組に分かれた。１０名程度乗れる
セスナで、観光するらしい。
今日一番の飛行機は、前の新婚さん
グループ。３０分後にわれわれ、
陽気な若い兄ちゃんパイロット
チップを渡すと写真を撮ろうと
肩を抱かれた。
ぼ
宇宙人は片手をあげて歓迎していた。
セスナは、ふわりと上がった。
すぐに自動操縦に切り返すと若い
副バイロットのにいちゃんは、暇
そうに鼻歌を歌っている。３０分位
飛ぶと地上絵の上にでた。チーフ
パイロットが、たどたどしい日本語
で「くじら」「宇宙人」と説明をは
じめる。そのたびに右に左に大きく
旋回を繰り返す。私は興奮して
写真をバンバン撮る。しかし、気分
が悪くなった人がいるようだ。
なんと隣のワイフも気持ち悪そう。
上が山の中腹で宇宙人が左手を上げてます。
これは、クモ
セスナからは、はっきりと見えた。
うれしくてうれしくてはしゃいだ。
３０分ほど遊覧して、帰る。
飛行場に降りたって、ロビーをある
いていると同じセスナに乗ったひと
半分くらいが気持ちが悪くなった
らしい。
緊張＋寝不足＋飛行機が重なって
いるから無理もない。
