海の彼方に沈む夕日を求めて
灯台の彼方に沈む赤い夕日、それが
目的だ。日御碕までは10㎞。
現在は16時過ぎ、日の入りは16時
56分。間に合うだろうか。そして
日が差しているのだろうか。空は
曇っている。ここから須佐の浜経由
でむかう。5分位走ると海岸線にでた
雲は垂れ込めており、風が吹いている
狭い曲がりくねった道が続く。あんまり
対向車はない。左の日本海の荒波が
押し寄せている。何度も曲がりながら
走る。40分位走ったろうか。広場に
でた。どうやら駐車場のようだ。遠くに
灯台の先っぽが見える。車はほとんど
止まっていない。駐車場の回りにある店
もほとんど閉まっている状態だ。
灯台へ歩いて行く。誰もいない。
ちょうど日没時刻なのだが、まったく
みえない。立派な白い灯台があった。
岬の岩は、サスペンスドラマにでてくる
ような様相だ。風が強く吹いている。
灯台の中に入ろうとしたが、すでに閉館
写真を充分取って、途中で夕食を済ませ
本日宿泊のグリーロッジホテルに入る
予定だったが、周囲が暗くなったこと
もあり、早く帰りたくなったのだ。