ウルワツ寺院は、威厳のある寺
ウルワツに向かっていくと、どんどん
車が増えてくる。みんな同じ場所へ
向かっているのだ。
ここは、ドレスコードがある。つまり
足を出してはいけない。腰に布を
巻く。ズボンの人は、そこに用意して
ある紐を腰に巻くだけでいいのだ。
丘を登ると断崖の所に寺がある。
そして背後にインド洋が広がる。
前方に円形に円形に観客席があり、中央に
ステージとなっている。日が沈みかけて
いる。人がだんだんあつまって、開宴に
はいっぱいになった。
男たちの「ケチャ」で夜は更けていく
司会者が4か国語であいさつ。その国の
言葉が出るたび、その国の人たちから声
が上がる。もちろん日本語もあった。
その後「ケチャ」と言いながら、男の集団
が入ってくる。それから1時間以上ずーと
「ケチャ」と言い続ける。すごい。
踊ったり、お姫様、王子様や悪魔、獣
いろんな恰好をした人たちが次々現れ
ては、踊っていく。やがて、暗くなると
今度は、火を使って演じ始める。
そして、終わったころには、あたりは真っ
暗になった。