オーロラ輝くアイスランド 24 アイスランドにアイスなし？！

隣のおっさんは実は若い？

アイスランド航空は3人掛けで

ある。通路側からワイフと私。

では、奥はだれだろう。しば

らくして、いかつい鼻ピアス

の大男がやってきた。ワイフ

が寒いといけないとケープを

キャビンアテンダントに頼ん

だ。私もついでにもらう。ア

テンダントが去ったあと、そう

だ隣の男も必要かなと思って

ケープを示して、「いるかい」

と目で尋ねた。彼は、大きな

お腹を示して、「肉があるから

ね。」といったようで、ウイン

クを返してきた。かわいい。

20代なのかもしれない。

3時間の飛行を経て、コペン

ハーゲンに着く。行きに寄った

のであまり店にも興味はない。

アイスランドにはアイスなし？

でも、そういえば、アイスラン

ドに行っている最中には、アイス

を見たことがなかった。そうだ

アイスランドには、国名はアイス

があるから、食べ物のアイスは

ないのかもしれない。なんて

思って、探した。

ひさびさのアイスはおいしかった。

あとから調べたら、アイスがないな

ンて全く逆でアイスの好きな国でした。

ごめん。

オーロラ輝くアイスランド 23 空港に小池栄子がいた

アイスランドの小池栄子

空港で、飛行機の搭乗手続きまで

1時間ある。そこで、免税店をの

ぞくとお土産に買ったチョコレート

と同じものがもっと安くあった。

搭乗口に着くと長い列ができて

いた。隣の列はロンドン行らしい。

そこのキャビンアテンダントが

小池栄子そっくり、思わず

ワイフにそのことを言うと

隣にいたツアーの男性が「そう

よくにてますね。」といきなり

あいずちを打つ。びっくりして

みると男性一人できている人

だ。両手にワインを6本かかえ

ている。「女房のお父さんが

好きなもんで、」とはずかし

そうにしていた。てっきり一人

で参加だから独身だと思って

いた。

オーロラ輝くアイスランド 22 ホテルから帰りの空港へ

空港の重量チェックは甘い

バスが発車するという。後ろ髪を

引かれながら乗車。行きと逆の

コースでホテルに戻る。１２時を

過ぎている。出発は、４時２０分

３時にモーニングコールがある。

ふろを出たら１時過ぎていた。

頑張って寝るぞと目をつぶるが、

２時過ぎには起きてしまった。

スーツケースに荷物を詰める。

３０キロ以上だと追加料金が

取られる。大丈夫かな。結構

重い。

朝食を取るため、レストランに

いくと何人かが来ていた。軽く

パンとジュースで済ます。

４時にはツアーの人たちも

集合場所のロビーに来ていた。

外は、まだ暗い風が強く寒かった。

空港に着くと早朝にもかかわらず

けっこう人がいるではないか。

まずは搭乗手続き、空港の係りの

姉ちゃんが、どこに行くのかと

尋ねた。その間荷物は、計量台に

のせてある。「ジャパン」といった

ら「何」って顔された。そうコペン

ハーゲンで乗り換えだから。慌てて

言い直す。重量計は３４キロを差し

ていたが、何も言われなかった。

見てもいなかったようだ。

オーロラ輝くアイスランド 21 グッバイオーロラ

最後のオーロラツアーに参加

夜、最後のオーロラツアーに行くこと

にした。8時30分集合である。夕食

は、ホテルのフロントにあったサンド

ウィッチとジュースで済ます。あんま

りおいしくない。

時間になって、フロントに降りると6人

ほど集まっていた。意外に少ないと

思った。このツアーに参加すると次の日

の帰国まで、ほとんど眠れないからだ。

時間になって、大型のバスが迎えにきた

欧米人が多いようだ。そして、いろんな

ホテルに止まり、バスも増えて５、６台

の集まってそろって、暗い中を走る。

1時間以上走って、真っ暗なところで止

まる。視界が広がっている。空には

オーロラが前面に広がっている。

あわてて三脚を立てて撮影するが、

大きすぎてうまく写らない。空いっぱい

にながれるようにうすく広がっている。

写真を撮っていると、白人の母娘が私

のカメラと同じものを使っている。

そばに寄ってきて撮り方を教えてくれと

言っているようだ。でも、表示が中国語

である。いろいろためしたが、だめだっ

た。子供が悲しい顔していたのが気の毒

だった。

風が強い。防寒をしっかりしているので

さほど感じないが、別の日本人は、生命

にかかわる寒さだと言って、バスから降

りてこない。かれこれ2時間位停車して

いた。

その間、いろいろなオーロラが現れて

は消えていた。

オーロラ輝くアイスランド ⑳ ピザで金融立国を知る

イケメン兄ちゃんしっかりしろよ 

次は、食事だ。何を食べるか、ワイフが

ピザはどうといったので、賛成する。

イタリアンレストランはあるのだが、

なかなか入る決断ができない。なんせ

物価が高いからうかつに入ったら怖い。

何軒か見ていくうちに、ショーウインド

に時間限定２５００円均一のような表示

の店があったので、おもいきって入って

みる。

店は細長く、クラシカルかつラジカルな

感じである。奥からでてきたのは、イケ

メン兄ちゃんである。メニューを読んで

いたワイフも結局わからず、メニューの

適当な場所を示して注文した。そして

コーヒーも２つ。その兄ちゃんは、

コーヒーはいつにするようなことを聞い

てきた。私が「アフター」と何度も言った

が、結局わからず、奥に引っ込んだ。

しばらくすると、兄ちゃんが２枚のピザを

持ってきた。「おいおい。１枚しかたのん

でいないよ」オンリーワンとか、１本指を

出してしめしたが何とか納得したようで、

１枚を持って帰った。奥をみるとなんか

説明しているようだった。ピザは、薄い

かんじだが、なかなかうまい。

１枚を２人で十分である。あの時断って

正解であった。食べ終わり、明細書を要求

した。

なんとハンディ端末が出てきた

ピザ２５００円、コーヒー２杯で８００円

だった。心配していた２枚分も請求され

ていないし、２５００円だった。これなら

もう少し高いやつ頼んでおけばよかったか

クレジットで支払うことにするとなんと

ハンディ端末を持ってきた。こんな店でも

あるのか。さすが、金融立国

食事を終るとまたぶらぶら時間をかけて

ホテルまで歩いた。

オーロラ輝くアイスランド ⑲ 世界一のホットドックなの

おふくろの味　ホットドック

みんなと別れて、ワイフと二人で街

を歩く。食事とお土産が目的である。

少し開いていると、ツアーの人が

ホットドックを食べている。なんで

も世界一おいしいとのこと。ガイド

見習いのＡが帰国して３回も食べた

らしい。そのホットドック屋さんは

ちんけな屋台のなかにおばちゃんと

その子供２人がいる。地元の人の

行列ができている。

そのホットドックは、パンにソーセージ

をはさんで、茶色の何かを入れてソース

をかけている。確かにうまい。４００円と

かなりリーズナブルなのかな。

バイキング帽　買ったどー

次に、昨日見た「バイキング帽子」を買い

たくて何軒もおみやげやを歩く。やっと

見つけた。ワイフは本当に買うのと言って

いた。

２６００円するけど、買っちゃった。つい

でにアイスランド国旗のマグカップも。

店員のお姉さんが美人でまた得した気分

になった。

これで、コレクションがまた増えた。

オーロラ輝く アイスランド ⑱ いきなり集合写真

ピンクリボンって何

銅像には、ピンクのリボンが結ぶ

んである。なんでも男女平等を叫ぶ

運動をしていて、昨日半日女性が

働かなかったらしい。日本は、世界

１５７か国中１４７番めだそうで、

ここアイスランドは１番である。

それでもストかよ。すごいね。

この後みんなで、商店街をあるく。

その切れるところで、解散となった。

いきなり集合写真

現地ガイド見習いにＡ君が初めて

ガイドをした記念としてみんなで

集合写真を撮りたいといいだした。

異論もなく、集合写真でパチリ

でもどうやってみんなに配るのだ

ろう。まぁいいっか。

そのあと夜のオーロラツアーの予約

のために事務所にいく。現地ガイド

Ｍさんは、不思議なアイスランドを

使って交渉していた。

これを最後にガイドとしては、終了

となる。記念に撮影をといったら

「有料だよ」と笑っていた。

ハンチングが似合うかっこいい女の

人であった。