車速の感覚に戸惑う
いきなりの電話でびっくりしたが、
ここは、旅先。現実に戻ろう。
レンタカーはオリックスを予約
している。出口にある案内通りに
すすむと、倉庫のような所に着いた。
先ほど受付の前にいた女子2人組が
説明を受けていた。手続きを済ませ
この車ですと言われる。軽自動車と
思っていたが、本田の1000CCだった。
まあそんなに大きくないからいいか。
一通り車回りを点検したてOKを出す。
カーナビに『出雲大社』と目的地を
入れて出発である。
およそ空港の周辺と思えない。なんにも
ない一本道を走り出した。
全く方向感覚がない道では、カーナビは
本当にありがたい。前後に車がない。
だから、自然とアクセルと踏んでします。
すると、カーナビから鋭い声がする。
「速度を超過しています。」しかたなく、
制限速度プラス5キロで走ることになる。
ときどき地元の車に追いつくが、本当に
地元の車は制限速度で走っている。
自宅の道路では考えられない。こんな
速度で走ったら、たちまちクラクション
攻撃を受けるだろう。でも出雲では、
みんな、こんな感じで走っているのだ。
カーナビもきっと出雲仕様なのだろう。
予定だと30分位で着くはずである。
GOにいればGOに従えで行くしかないか。
