朝から事件だ
今日は、ローマからマルタ島への移動日。
また、朝からちょっとした事件だ。朝食
を終えて帰ってきたら部屋に入れないとの
こと。添乗員のTさんが、早口で説明し
カードキーの再発行をした。そののち
次々とツアーの人たちが、降りてきて
みんな部屋に入れなくなっている。ロビー
に人がたまってきた。Tさんが、ますます
ヒートアップして再発行を促す。結局
半数近くの人が再発行することになった。
原因は、朝食前にスーツケースを回収
したのだが、その回収で、チェックアウト
の手続きをしたと思って、確認せず、カード
を使えなくしたそうだ。イタリアらしいか。
添乗員のTさんは、フロントの交渉の際、
テンション上げまくり、大声を出して交渉
したため、フロントのイタリア人から「朝
早いから静かにしてくれ」と何度も言われた
そうだ。イタリア人から「うるさい女」と言
われた。押し出しの強い彼女にぴったりの
キャッチフレーズである。
飛行機でマルタ島へ
ローマのレオナルドダビンチ空港は大きい
バスで飛行機まで移動した。そして昔
なつかしいタラップで飛行機に乗り込む
みんな大喜びである。
マルタは明るくてのんびりしている
マルタ島は、ローマより暖かい。騎士団の
島ということで、島の周りが要塞のようである
地中海のなかにあるため、風が強い。
車は左側通行で、違和感がなかった。
また、信号も少なくのんびりしている。
ホテルはおしゃれだぜ
建物全体はやさしいピンク色
部屋は、海に面していて大きな間取り
ダブルベットでリゾート用である。
おっさん一人ではもったいない。
レストランで出た~
ホテルの隣のレストランで、夕食となった。
薄い切り身の魚がフグの刺身のように
ならんで美味かった。楽しく食べていると
「窓の外に誰かいる」とツアーの女性が
叫んだ。その窓の外は海しかないけど
他の人は見ても誰もいない。彼女だけ
見えたのかもしれない。